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大判フィルム用大口径屈折式アストロカメラ(AFP150-SD f:6.5)

 長年、人工衛星用光学系や半導体分野における精密光学機器の開発に携わっていた当社がその技術とノウハウを使って天体望遠鏡を作りました。 対物レンズ有効系が150mmという大口径でありながらFナンバー6.5という明るさは異常分散ガラスを2枚も使用した贅沢設計により達成されました。 しかもアストロカメラとして最大4×5フィルムまで撮影可能な大画角が得られます。写真撮影にもっとも大切なコマ収差と倍率色収差の除去に最大の努力を払いました。 販売は(有)光映社、ニュートン、星座館、アイベルの4社にお願いしてあります。
仕様
レンズ構成 4群4枚ペッツバールタイプ
有効口径 直径150mm
焦点距離 f = 975mm
Fナンバー 6.5
イメージサークル φ88にて光量80%、φ160にて光量37%
重量 16Kg

長距離顕微鏡用照明装置(LDL-201)

 大型セルを使用してサンプルの顕微鏡観察を行う場合、通常の照明装置では作動距離が短く使うことができません。このような場合やむお得ず平行光束による照明を作ったりしますが、これでは顕微鏡対物レンズのNAを満足することができなくなります。 この装置は、NA:0.3で100mm離れた距離のサンプルを照明することを可能としました。 光源部とは光ファイバーで連結されていますから、重い光源部などは机の下など離れたところに置くことが可能です。 XYZステージが付属していますので、照明装置の正確な合わせ込みが簡単にできます。
仕様
光源ランプ ハロゲン 12V 50W
入力電力 AC 100V
光ファイバー結束部 φ3mm 長さ1m
照明作動距離 約100mm
照明視野 φ3mm
照明角度 約35°(NA 0.3相当)
ステージ移動量 X軸:50mm Y軸:50mm Z軸:30mm
外形サイズ 外形図参照

 

水中長距離顕微鏡

 水槽中のサンプルを顕微鏡観察する場合には非常に長い作動距離を持った顕微鏡対物レンズが必要になります。 通常、完全に1対1になる対称型構成の前置光学系を用いてこの問題を解決していますが、サンプルが水中にあると物空間の水がこの対称性を崩して収差を悪化させます。 そこで像空間にも同じ光路長を持つ水槽を置きこの問題を解決しました。 水槽の光路が短くなった場合にはその不足分を予め準備しておいた数種類を組み合わせて物空間に配置し使用します。もちろん水槽の表面は光学面(1/2~1/4λ)で且つARコートを施してあります。 またレンズ材料には超低分散ガラスを多用して、軸上色収差を極限まで小さくすることにより高倍対物レンズと組み合わせても十分使用可能となりました。

 

仕様
使用波長域 可視域
倍率 1倍
NA 0.35
分解能 回折限界
作動距離 50mm(水中にて)
物像距離 203mm(前置光学系)

 

 

半導体基板表面異物検査装置用光学系

 基板表面にレーザー光でライン状に斜入射照明を行います。 同じくこの光源側から観測すれば、異物によるレーザーの反射光のみがキャッチできるという原理を用いた装置用に開発された光学系です。

 

仕様
倍率 1.86
N.A. 被写体側 0.3
        入射側でテレセントリック
イメージサークル 26mm
物像距離 300mm
使用波長 800nm
分解能 約2ミクロン(回折限界)
レンズ構成 9群13枚
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