昨日何気なくネットニュースを見ていてぜひ皆さんに読んで頂きたい記事が目に入りました。そのままブログに載せたいと思い、後で読み直そうと探しましたが見つかりません。初めは「パクリ」になるかと心配しましたが殆ど私の記憶で書き直すことになり、文責は100%私にあることになりそうです。間違いがあってもまずはお許しください。
ある初老の男性が奥様の入院先の病院で看取りを行い、遺骨を抱えて飛行機で実家へ帰ろうとしていたそうです。遺骨を持っての搭乗は可能だと知っていたのですが念のためチェックインカウンターで確認をしたそうですがOKとのことで安心して機内へと進み指定の座席に着席しました。慌ただしかった最後の時の前後を想いだしながら出発を待っていました。「お連れ様はどちらにいらっしゃいますか?」との声に見上げるとCAが笑みをもってその方に聞いていたのです。「はー?」と一瞬何のことかわからずCAの顔を見てしまいました。「ただ今、地上カウンターから指示があり、お連れ様のお席をご用意させて頂きました。」とのこと。「上の棚です」と答えると手際よく下ろして隣の席にセットし、シートベルトもちゃんとかけてくれました。「離陸後安定飛行に入りましたらお飲み物もお二人様分お持ちしますから」とのことで満足にお礼の言葉も言えなく、今までじっとこらえてきた悲しみが一時にあふれ出てしまったそうですが不思議と安心感に包まれたそうです。この話を読んで私も一日中、心が暖かでした。芸能人のニュースでは不倫問題で騒々しいようですが最後の最後まで沿わせてやりたいという航空会社の気持ちが良く伝わってきますネ。久しぶりに良いニュースを聞いた気持ちになりました。